天王寺動物園
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天王寺動物園 ホッキョクグマ

ホッキョクグマ Ursus maritimus (北極熊、英名:Polar Bear)は、ネコ目(食肉目)クマ科に属する哺乳類である。全身が白い(正確には内部が空洞になった透明な)体毛に覆われているため、シロクマ(白熊)とも呼ばれる。

ヒグマと並び、クマ科では最大のサイズを誇る。また、分岐分類学的には、ホッキョクグマはヒグマに極めて近い位置にあり、互いに交配して生殖能力のある子孫を残せる。野生でも稀にこのような個体が存在している。このためヒグマとホッキョクグマの生殖隔離は不完全である。
(ウィキペディアより引用)



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フランソワルトン 【天王寺動物園ガイド】

フランソワルトンは中国の広西省南部貴州省およびベトナム北部の密林に生息しています。
フランソワルトンは木の葉を主食とする猿の仲間です。そのため、胃は3室にわかれ草食獣と似た消化器をもっています。
フランソワルトンは全身黒く頭の毛が逆立っており、ほほの毛が白いひげのように見えるのが特徴です。
冬期には、オス1頭にメス2頭の群れを作り繁殖します。

フランソワルトンの赤ちゃんは生まれたときは全身オレンジ色のきれいな毛色をしており、成長するにつれ黒くなっていきます。

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マンドリル 【天王寺動物園ガイド】

マンドリルは、赤い鼻、青い頬、黄色いあごひげという派手な顔の模様で知られている大型の霊長類である。中央アフリカ西部の熱帯雨林に生息している。森林の伐採に伴い生息域が減少しており、IUCN(国際自然保護連合)のレッドリストでは「絶滅の危険が増大している種」とされ、「絶滅危惧II類」に分類されている。マンドリルの同属のMandrillus属にはマンドリルよりやや小型のドリル M.leucophaeusがおり、同じく中央アフリカ西部に生息している。

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ブタオザル 【天王寺動物園ガイド】

ブタオザルは尾が短く、ブタの尾のように見えるのでこの名前がつきました。
ブタオザルの分布域が広く島々にまたがっているため、地方差が大きく、いくつかの亜種に区別されています。
ブタオザルは食性は雑食というより植物食に近いです。現地では飼い慣らしヤシの実を取るのに利用しているため、「ココナッツモンキー」と呼ばれています。

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シシオザル 【天王寺動物園ガイド】

シシオザルは熱帯林に10〜20頭の群れで暮らし、半地上性の種が多いMacaca属の仲間としては樹上性の強い種類です。
1頭から数頭のオスを含む群れで生活します。
シシオザルは主に果実を餌とするほか、しばしば昆虫などの動物質のものを食べることもあります。

シシオザルは群れにははっきりとした縄張りがあります。
オスはしばしば大きな鳴き声を出して自分たちの縄張りを知らせて、他の群れとの距離を調整します。

シシオザルは先端に毛房のある長い尾がライオンに似ていることからこの名が付けられました。
また顔の周りには長いタテガミ状の毛が生えており、その容貌をますます迫力あるものにしています。ただしライオンと違い、このタテガミは雌雄ともにみられます。

メスは雨季の頃に1頭の子を産みます。生まれた子のうち、メスは成熟した後も群れにとどまり、オスは群れを離れて暮らすようになります。

かつては肉を食用とするために乱獲されたほか、現在でも森林の伐採によって生息地が失われており、元々の分布も狭いことから絶滅が危惧されています。

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サバンナモンキー 【天王寺動物園ガイド】

サバンナモンキーはアフリカのサバンナ地帯に生息しています。アフリカのグエノン類は、ほとんどが樹上性ですが、このサルだけがサバンナに進出した唯一の例です。

サバンナモンキーは小ぶりでスマートで毛はビロード状で柔らかい。
尾は長く、顔は黒くて毛がない。 50〜100頭の群れで樹上と地上で暮らします。活発で、サファリテントやロッジを訪れいたずらをします。

参考サイト
砥部動物園

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ブラッザグェノン

ブラッザグェノンはアフリカ中央部の沼地の林に住んでいます。
半地上生活をしていて、地上を走るのも得意です。
顔の額にオレンジ色の三日月毛を持っていて、白いヒゲをはやしたまるでおじいさんのような顔をしたとてもきれいなサルです。

ブラッザグェノンは雑食性で,果実、木の葉の他にバッタやコオロギを好んで食べます。
 19世紀後半のイタリアの探検家サボルニアン・ド・ブラッザ(Savorgnan di Brazza)にちなんで、この名がつけられました。また、「グエノン」とは、「かわいい男の子」という意味だそうです。

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フサオマキザル

フサオマキザルはオマキザル属に分類される類人猿である。南アメリカのほぼ全域に分布している。


<フサオマキザルの特徴>
主によく茂った熱帯雨林などに生息するが、稀な例として乾燥地帯にも生息する。樹上性で、3〜15頭ほどの群れをつくって生活している。餌は果実から昆虫、鳥の卵まで様々。 群れにはボスであるオスが存在し、生まれたオスの子は性成熟すると自分の群れを離れて別の群れに加わる。餌は位の高い順でオスが食べ、他の個体はボスであるオスの許しを得てから食べ物にありつくことができる。 石を道具のように駆使してヤシの実を割るなど知能の高いサルとしても知られている。 オスの体重は約4 kgメスは3 kg、妊娠期間は149日〜158日で一子が生まれるが、すべての個体が子供に興味を示し子守り行動も行う。


<フサオマキザルの知性>
フサオマキザルの道具使用行動は、これまで飼育による分析によりその認知的メカニズムが明らかにされてきたにも関わらず、野生下で道具使用が報告されたのはごく近年になってからである。ブラジルのティエテエコロジカル公園には、石器を使ってナッツ割りをする半野生のフサオマキザルが生息しており、サンパウロ大学のチームによって研究が続けられている。この研究では、飼育下で明らかにされてきたフサオマキザルの知性が、実際の自然な生活場面でどのように機能しているのか、とくに、ナッツ割りの場面において、自己−道具−他者の3項目の社会関係がどのように理解されているかを明らかにすることを目的とし、半野生個体を対象とした野外実験を行った。実験では、3項目の社会関係の理解を調べるとともに、こういった社会関係がサルにとっての道具の価値そのものにどう影響するかを調べた。 実験では、サルが好んで使う敷石とハンマー石のセットを複数組用意し、ナッツ割りサイトを訪れるサルが、単独でひとセットまたはふたセットの道具を独占して使う場合と、複数のサルがそれぞれひとセットずつの道具を並行して使う場合とで、道具の選択行動に差があるか、また、社会的順位や道具の位置がどのように道具の選択行動に関係するかを調べた。 この結果、物理的には同じ道具であり、また、それを一個体ひとセットずつ使うという点に関しても同じであるにも関わらず、同じ場で道具使用をしている個体が他にいるかいないかによって、自分が使用している道具の社会的価値が変化すること、また、このことは社会的順位と関係があることが示唆された。

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ショウガラゴ 【天王寺動物園ガイド】

ショウガラゴはガラゴ科に属する夜行性のサル目(霊長類)である。

西アフリカのセネガルから中部アフリカ、ウガンダ、ケニア、タンザニアにいたるまでアフリカ大陸に広く分布している。アカシアの多い疎林をはじめ、深い森林や川辺林などさまざまなタイプの植生環境に適応している。

その鳴き声と容姿からブッシュベイビーとも呼ばれる。枝の間を俊敏に飛び回り、素早く走り回る。夜によい視界を確保するための大きな目、強い後足、バランスを保つ長い尾を具える。昆虫などの小動物、果実、樹脂などを餌とする雑食性。

生まれたばかりのショウガラゴは目が半開きで、自由に動く事ができない。2,3日後、母親は仔を口で運び、食事の間は近くの枝に置いておく。

成雌は縄張りを持つが、自分の仔とは共有する。雄は成熟すると母親の縄張りから去るが、雌は残り、近縁の雌達とその未成熟の子供で構成された社会的グループをつくる。若い雄は雌達の群と重なり合った1匹ずつの縄張りを持ち、一匹の成雄はその場所の全ての雌と交尾する。そのような縄張りを持てなかった雄達はしばしば小さな独身同士のグループを作る。

ショウガラゴは鳴き声と通り道への尿によるマーキングでコミュニケーションしあう。夜の終わりには群の一員が特別な掛け声を出し、葉で出来た巣や枝の集まりや木の洞で眠るために集まる。

ショウガラゴには4つの亜種が存在する。

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スローロリス 【天王寺動物園ガイド】

スローロリス.jpg

ロリスとはオランダ語で「道化師」という意味です。
スローロリスは跳ねたりせず、手足で枝をしっかりつかみながら、木の上をゆっくりと移動します。

後ろ足の人さし指にはかぎづめがあり、そのつめで毛づくろいをします。
夜行性で単独で樹上で生活します。スローロリスのオスは尿でテリトリーにマークをつけます。

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コウモリ 【天王寺動物園ガイド】

コウモリ(飛鼠、蝙蝠)は、脊椎動物亜門 哺乳綱 コウモリ目に属する動物の総称である。コウモリ目は翼手目(よくしゅもく)ともいう。約980種が報告されているが、その種数は哺乳類全体の4分の1近くを占め、ネズミ目(齧歯類)に次いで大きなグループとなっている。極地やツンドラ、高山、一部の大洋上の島々を除く世界中の地域に生息している。


コウモリ目の特徴は、翼をもち、飛行できることである。多くの鳥類と同様、はばたくことにより飛行するが、鳥類の翼と異なり、コウモリの翼は飛膜と呼ばれる伸縮性のある膜でできている。 コウモリの前足は、親指が普通の指の形で鉤爪あることをのぞけば、すべて細長く伸びている。飛膜はその人差し指以降の指の間から、後ろ足の足首までを結んでいる。腕と指を伸ばせば翼となって広がり、腕と指を曲げればこれを折りたたむことができる。さらに後ろ足と尾の間にも飛膜を持つものも多い。

また、鳥と異なり、後ろ足は弱く、立つことができない。休息時は後ろ足でぶら下がる。前足の親指は爪があって、排泄時など、この指でぶら下がることもできる。また、場合によってはこの指と後ろ足で這い回ることができる。

一般にコウモリといえば吸血鬼につながるイメージがあるが、実際には他の動物の血を吸う種はごくわずかであり、たいていは植物や虫を食べる。

コウモリ目は、オオコウモリ亜目(大翼手亜目)とコウモリ亜目(小翼手亜目)の2亜目に分類される。

オオコウモリ亜目はその名のとおり大型のコウモリの仲間で、オオコウモリ科の1科のみが属する。中には翼を広げた幅が2mに達する種もある。よく発達した視覚によって、植物性の食物を探す。果実を好み、農業従事者からは害獣として扱われる場合がある。

コウモリ亜目は小型のコウモリの仲間で、17科が属し、多くの種に分かれている。多くが食虫性であるが、植物食、肉食、血液食など、さまざまな食性の種がいる。コウモリ亜目の特徴は、エコーロケーション(エコロケーション、反響定位)をすることである。超音波を発し、その反響を検知することで、飛行中に障害物を避けたり、獲物である昆虫等を見つけたりすることができる。

熱帯においては、花の蜜や花粉を食べる種があるため、それに対する適応として、花粉の媒介をコウモリに期待する、コウモリ媒の花がある。

オオコウモリ亜目とコウモリ亜目には、翼をもつという共通点があるが、それを除けばあまりにも多くの違いがあるため、別々の祖先から進化し、独立に飛行能力を獲得したのではないかという説もあった。しかし、最近のミトコンドリアDNA配列の解析により、大翼手亜目と小翼手亜目は系統的にも近縁であることが明らかになっており、どちらも飛行能力を初めて獲得した共通の祖先から進化したものと考えられている。

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カンガルー 【天王寺動物園ガイド】

カンガルー.jpg

カンガルーはフクロネズミ目(有袋類)カンガルー科に属する動物の総称である。 オーストラリア大陸、タスマニア島、ニューギニア島に生息している。大型のカンガルー属と、ワラビーと呼ばれる一群の小型のカンガルーとに分類され、体重0.5kg程度のものから、100kgに達するアカカンガルーまで、さまざまなサイズの種がある。さらに、ワラルーと呼ばれる中型のものもいる

後肢が発達しており、これで跳躍することにより、四肢を使うよりも少ないエネルギー消費で、高速移動ができる。大型種であるアカカンガルーは、跳躍により時速45kmほどのスピードを出すことができる。また、移動距離も長く、発情期には100km/1日程度の移動も行うという。

カンガルー属の学名Macropusはラテン語で「大きな足」を意味する。 また、太い尾をもち、これで跳躍するときのバランスをとっている。 他の有袋類と同様、育児嚢(いくじのう)で子どもを育てる。

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ポッサム(フクロギツネ) 【天王寺動物園ガイド】

ポッサムは、オーストラリアなどに生息する哺乳綱フクロネズミ目(有袋目)クスクス科の動物。オーストラリアで最もポピュラーな有袋類の一種で、キツネのような顔をしているため、フクロギツネと和名されている。

ネズミ大のものから体長40〜50cmのものまで数多くの種類があるが、体長40cmほどでブラシ状の長い尾を持つブラッシュテール・ポッサム(Brushtail Possum)がよく見かけられる。

北部に生息するものは赤茶色の短毛、南部に生息するものは灰色のむく毛である。 かつては、アボリジニが食用や毛皮用とするため捕獲し、ヨーロッパ系住民も毛皮を取るために狩猟の対象としていた。

夜行性で主に木の洞などに巣を作り、木の葉や果物などを食べる。 人を恐れず、餌をねだって近づいてくることがある。 民家の屋根裏などに巣を作ったり、花や果物を食害するため害獣扱いされることもあるが、オーストラリアでは保護動物となっているので、当局の許可なく自由に捕獲することはできない。

天敵はディンゴ、オオトカゲなどである。アボリジニは狩猟の際、オオトカゲが木に登るとポッサムが恐れて声を出す習性を利用し、オオトカゲが木に登る際に爪を立てるような音を出すために木の幹を引っ掻き、木の洞にポッサムがいるかどうか調べた。

ニュージーランドでは、毛皮を取る目的でヨーロッパ人が持ち込んだものが逃げて野生化した。 ニュージーランドには天敵がいないため増殖し、在来種に影響を与えたり、ウシの結核を伝搬したりするため、駆除の対象となっている。

子育ては他の有袋類同様育児嚢で行う。 子供は4〜5ヶ月で袋から出て、その後2ヶ月ほどは親の背中に背負われて育つ。

オスは、肛門腺などでマーキングし縄張りを作る。

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コアラ 【天王寺動物園ガイド】

コアラ

コアラ(コモリグマ、フクログマ)は、オーストラリア南東部に分布する哺乳綱 フクロネズミ目(有袋目) コアラ科の動物。ユーカリを主食とする。生息地オーストラリアには天敵がいないため、木の幹につかまったまま何時間も動かない。鋭い爪をもち、木から落ちないようにつかまることができる。容姿が愛らしいので、世界各地で人気が高い。


<コアラの特徴>
体長60〜85cm程度、ずんぐりとした体型で、大きな頭に大きく丸い耳をもち、体毛は厚く柔らかい。樹上生活に適応しており、手足には鋭く長い爪のついた5本の指をもつ。そのうち、第1指と第2指を他の3指と対向させて木の枝などをつかむことができる。指には指紋がある。握力は1tにも及ぶと言われている。

<コアラの生態>
コアラの習性はナマケモノに似ている。樹上で生活するが巣は作らない。動作は緩慢で、特にメスは昼間はほとんど動かず、眠っていることが多い。

ユーカリの葉を主食とする。ユーカリの葉は消化が悪く、さらに毒素が含まれているため、一般に動物の餌として適さない。しかしコアラは、盲腸で発酵させることでユーカリの毒素を分解し、消化吸収することができる。コアラの盲腸の長さは2mで哺乳類では最も長い。この様にしてまで主食としているユーカリの葉であるが、栄養に乏しく活発な行動をするまでエネルギーを得ることができない。このため、一日のほとんど(約20時間)を眠って過ごすことで、エネルギーを節約している。

妊娠期間は約35日、たいてい1子を出産し、双子はまれである。生まれた子どもはメスの腹部にある育児嚢(いくじのう)で約6〜7ヶ月間育てられる。その後子どもは母親に背負われて過ごす。

母親は盲腸内でユーカリを半消化状態にすることで「バップ」という離乳食を作る。子どもは母親の肛門から「バップ」を直接食べる。子どもは「バップ」によってユーカリの葉の味を覚え、一生涯にわたり、同じ葉を食べ続けるようになる。

<コアラが見られる場所>
コアラがオーストラリアから日本に初めてやってきたのは、1984年のことである。当時、東京都の多摩動物公園、名古屋市の東山動物園、鹿児島市の平川動物園の3園に贈られた。その後コアラの飼育数が増え、以下の場所で見ることができるようになっている。ちなみに、オーストラリアからコアラが贈られた際、日本からはそのお返しにオオサンショウウオを贈っている。

多摩動物公園:東京都日野市
横浜市立金沢動物園:横浜市
こども動物自然公園:埼玉県東松山市
東山動物園:名古屋市
神戸市立王子動物園:神戸市
大阪市天王寺動植物公園:大阪市
鹿児島市平川動物公園:鹿児島市
沖縄こどもの国:沖縄市
ファームパーク イングランドの丘:南あわじ市

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ハリモグラ 【天王寺動物園ガイド】

ハリモグラ.bmp

ハリモグラは、脊椎動物亜門 哺乳綱 カモノハシ目(単孔目) ハリモグラ科ハリモグラ属に属する、唯一の現生種 Tachyglossus aculeatus である。 また、広義には、ハリモグラ科に属する動物の総称でもある。現生のハリモグラ類、すなわち、ハリモグラ科に属する動物は、ハリモグラ属の(狭義の)ハリモグラと、ミユビハリモグラ属に属する3種 (Zaglossus bruijni, Z.bartoni, Z.attenboroughi ) の、計4種しかない。


(狭義の)ハリモグラは、頭胴長30〜45cm、尾長 ocm、体重2.5〜8kg。オスはメスより25%ほど大きい。背面から側面にかけて、トゲがびっしりと密生しており、これが最大の外見的特徴である。トゲは体毛が特殊化したものであり、長さは数cm、基部は黄色、先端は黒色。トゲの間、また、体の下面や四肢は、黒色から淡褐色のやわらかい体毛に覆われている。

ハリモグラは、かたい土の上で敵に襲われたり、物音に驚いたりしたときは、体を丸め、栗のイガ状になることで身を守る。一方、地面がやわらかれば、驚くべきスピード(条件に恵まれれば2-3分)で土を掘り下げ、地面に垂直に沈んでいき、ついにはトゲだらけの背中しか見えなくなってしまう。「ハリモグラ」という和名に反して、基本的に地上生の動物だが、短いが力強い四肢と大きな爪をもち、穴を掘るのは非常に巧みである。岩の裂け目や丸太の穴の中にもぐりこみ、爪やケヅメで触れるものにしがみつくこともあるが、一旦こうなると、この動物を地上に引っ張り出すのは、非常に困難であるという。

ハリモグラの細長い鼻面は、頭長の約半分を占め、毛はない。その先端にある口は、円筒形の舌を出し入れできるだけの幅しか開かない。シロアリやアリをなめとる舌は、口先から最大で18cmも突き出すことができる。 ハリモグラは基本的に単独で生活し、獲物の生息地の近くで暮らす。オーストラリア、タスマニアに広く分布し、ニューギニア島にも生息している。半砂漠から熱帯雨林まで、海抜 0m 地帯から高山地帯まで、さまざまな環境下に広く生息する。木に登ったり、走ったりすることもでき、ときには、細長い鼻面をシュノーケルのように使って川を渡る姿も見られる。普通は夕暮れ時と夜明けに活動するが、炎暑の季節には夜行性となり、逆に寒い時期には昼間に活動することもある。岩の割れ目などで眠り、暑さを避けるために、体を地面に埋めて眠ることもある。雨も嫌いで、雨が降り続いていると、何日間でもじっとしている。

オーストラリア大陸では、真冬にあたる6-8月が、ハリモグラの交尾期である(冬眠の習性があると伝えられることもあるが、冬眠しながら繁殖することは不可能なので、この説は限りなく疑わしい)。この時期になると、メスの腹部には育児嚢(いくじのう)ができる。これは、腹部がくぼむと同時に、両側の皮膚と筋肉のひだが大きくなって形成されるものであり、フクロネズミ目(有袋目)のものほど完全な袋状ではない。メスは約14日の妊娠期間ののち、仰向けの姿勢で、自分の育児嚢の中に卵を産む。産まれる卵は通常は1個だが、まれに2〜3個のときもある。直径 14〜17mm(ウズラの卵大)で、やわらかい殻に包まれている。卵は約10日で孵化し、生まれた子は、トゲが生えはじめるまで、そのまま育児嚢の中で生活する。母親は乳首をもたず、子は、育児嚢の前縁の近くにある乳腺からにじみ出るクリーム状の乳をなめて育つ。育児嚢を出た後も、約6か月間、子は母親から乳をもらい続け、生後約1年で独立して、母親のもとを離れていく。野生での寿命は不明だが、飼育下では極めて長生きで、最高49年が記録されている。


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